ゲームレビュー カラテカ ファミコン
ファミコン初期のゲームであるカラテカ。
今の対戦格闘ゲームのベースとなるようなシステムで、昔のゲームながらしっかりとそのあたりは作られています。
ストーリーも攻略も至ってシンプルなゲームで、初心者にもおススメのゲームなのかもしれません。
目次
操作方法
Aボタンがキックで遠い間合いの敵に技を当て、近づかれた場合は小回りの利くBボタンで出るパンチを当てていくことになります。
どちらかの体力バーが無くなれば、その試合は終了で次の対戦相手まで移動することになります。
移動シーンでは上ボタンで構えを解いて、右ボタンでランニングすることが出来ます。
構えを解かずに、右ボタンを押して移動できますがあまりにも遅いため構えを解いて移動することをおススメいたします。
移動したのち、敵が現れるので下ボタンで構えに移り、敵と戦うことになります。
どちらとも構えを解いてない場合で、Bボタンを押すとお辞儀をするという変わったアクションもあって、相手に近づかない限り永遠にお辞儀をすることも出来ます。
基本的には移動と戦闘を繰り返す形になるのですが、攻略が進んでいくと戦闘以外にもアクションを要求されるようになります。
基本はキック。慣れたらパンチ
攻撃判定がそれぞれ、手と足の先端部分にしかないため上手く間合いを調節しながら攻撃を当てていくことになります。
最初のうちはキックでちまちまと技を当てて、距離感を覚えていきましょう。
ある程度慣れてきたら、間合いを詰めてパンチを当てていくことに挑戦してみて下さい。
敵に近づくことになって、相手の攻撃に被弾してしまいますが、パンチだと連射が効くようになっているので、一度のチャンスで数発の攻撃を入れることが出来ます。
このゲームでは、時間をかけるとお互いの体力が回復していってしまいますので、早く決着をつけたい場合はパンチ等も駆使して上手く相手を倒す必要が出てきます。
しかし、時間制限が昔のゲームにしては設けられていないので、時間がかかりますがキックで安全に戦っていくのももちろんありです。
建物内のトラップ
しばらく進むと建物に入ります。
鳥が飛んで来るのですが、上手く技を当てないと体力をごっそり取られてしまいます。いまは倒す必要がないのですが後々倒すことになるので、今のうちに技を当てるタイミングをつかんでおきましょう。
建物の中でも敵を倒すことになりますが、基本的な動きは変わらないのでさっさと倒していきましょう。
さらに進んでいくと、多くのプレイヤーのクリアを拒んできたであろう即死トラップが行く手を阻みます。
近づくと上から剣が下りてきて、触れると即死してしまうのですが、手前に来ただけでも作動する仕組みを逆手に取ります。
具体的には
構えを解いた状態で右方向を一度だけ押したときに、トラップの手前に来るように距離を調節することになります。
調節する際は構え状態で右方向ににじり寄ります。にじり寄った場所で構えを解くと、半歩ほど下がるのでその距離を考慮に入れて距離を調節するのがコツになります。
このトラップが小さいころどうしても超えることが出来ず、何度も何度もやり直したのはいい思い出です。
この後も敵が出てくることになるのですが、パターンがいやらしくなり自分から近づいてこなくなり、スト2のガイルのような待ちパターンが主流になってきます。
上手く、キックが当たる間合いにこちらから近づき間合いが離れたらまた自分から近づくという一連の流れで何とか勝つことは出来るので、頑張っていきましょう。
壁際まで相手を追い詰めてパンチ連打で死ぬまではめることが出来るため、慣れたらそちらのパターンを使うと楽勝で勝つことも出来ます。
何人か倒すと先ほど出てきた鳥と戦うことになるのですが、この鳥がかなりの曲者です。
技がとにかく当てにくいため、かなり苦戦する相手となっています。
死闘の末、この鳥を倒すとラスボス戦になるのですが、扉に入るといきなり攻撃をするという卑怯な奴です。
扉に入るときは構えてから入らないと即死してしまうので、構えてから扉に入るようにしましょう。
攻撃パターンは自分から近づいてキックをお見舞いして、近づいての繰り返しになります。
また、攻略が進むにつれて敵の体力が多くなり自分の体力が少なくなっていくため、常に自分の体力を見ておくことも重要になってきます。
ラスボス戦はとにかく、相手の体力が多くなっているため、焦って相手の攻撃を食らわないことが重要です。
ラスボスさえ倒してしまえば、囚われのマリコ姫と抱き合ってエンディングとなります。
即死トラップが曲者だった
小さいころは即死トラップのせいでクソゲー扱いしていましたが、攻略出来るようになるとあら不思議面白いゲームへと自分の中で変化していきました。
自分がクリア出来ないことを棚に上げてはいけないと強く心に誓ったゲームでもあります。
まあ、当時はクリア等とても出来ないクソゲーで溢れかえっていた時代だったので、難しいゲーム=クソゲーと認定しまっていたのは仕方のないことだったかもしれません。
戦闘部分も慣れてしまえば、テンポよくさくさく進んでいけるので、気晴らしには丁度いいゲームになっています。
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