ゲームレビュー　メトロイド　ファミコン

2022年1月1日2022年3月31日

新作メトロイドドレッドやりたいですが、金欠過ぎて買えませんｗ

メトロイドとは

生物の頭部に取り付き、生命エネルギーを吸収する宇宙生物のこと。

β線を浴びることで無限に増殖出来るとんでもなく危険な生物なのだが、宇宙のならずものスペースパイレーツ（宇宙海賊）に盗まれてしまう。

このままでは銀河系の危機だということで、賞金稼ぎで今作品の主人公であるサムス・アランにスペースパイレーツとメトロイドを撃破せよ、というのが大まかなストーリー。

黄色のスーツを着ている人物こそ、主人公サムス・アランでありこの人物がメトロイドではありません。

何かと間違いやすい部分である。インパクト重視のタイトルなのだろうが当時のちびっ子達も困惑したに違いない。ゼルダの伝説でも主人公はリンクでゼルダじゃない。この頃の任天堂の趣向なのでしょう。

高難易度探索型ゲーム

昔のゲームは押しなべて難しいゲームが多いが、今作のメトロイドもかなりの高難易度である。

まず、アイテムを探してキャラを強くして行動範囲を広げていくのだが、隠し通路がやたらと多く一目見ても初心者がわかるものではない。地道に爆弾やビームを当てるなどして探し回らなければならない。意地悪にも隠し通路を見つけても何もアイテムがなかったりするので、右往左往すること間違いなしである。

主人公自身も敵も操作に慣れが必要で、なかなか慣れずにゲームオーバーになることが多いと思われる。

自由度

しかし、操作に慣れてくるとアイテムがなくとも突破できる通路や隠し部屋が多かったりして、自由度が素晴らしく高いのも特徴である。この自由度の高さが人気の一つなのだが、近年のメトロイドはこの自由度を排してしまっていることが多くこの点は非常に残念でならない。ムービーを見てムービー中に通路が現れる等のイベントを絡めてしまったのが主な原因なのだろう。この点は非常に残念でならない。

硬派な雰囲気だが。

敵基地の惑星に一人で立ち向かうという時点で硬派な雰囲気を醸し出しているが、主人公は男性でなくなんと女性である。

エンディングで条件を満たしているとスーツを脱いで、ぼでぃをさらけ出してくれるという大サービスを披露してくれるのである。今シリーズの目玉？とも言えるサービスなのでメトロイドをプレイしている人の楽しみの一つだったりする。

しかし、先にも挙げたようにかなりの難易度を誇るゲームなので、プレイ中はそのようなことを微塵も考えている暇はないだろう。緩急の付け方の素晴らしいゲームではある。

感想

難しいが、雰囲気とアイテム探し、次はこのルートで行ってみようという気にさせてくれる自由度の高さが相まって中毒性のあるゲームである。今やっても十分に面白いゲームなのでプレイする価値のあるゲームである。