売れない!を無くす方法ドラッグストア 推売方法②

2023年5月16日

それはずばり、

実際に薬が効いた人のエピソードを話す

です。

前回の説明のような比較する商品がない場合の推奨品販売に使えるテクニックです。

比較する商品がない場合に成分や価格の説明をしたとしても、いまいちピンときません。

このような場合の推奨品は実際に効能があった人の話を織り混ぜると説明に具体性が伴い、販売数アップに繋がります。

お客様「このドリンクは効くの?」
販売員「はい。先日買ったお客様がおりまして、朝に買われたのですが、効いたので何とお昼にわざわざ再来店されてもう一本買われていかれました。」
お客様「だったら私ももらいましょう」

といった感じが理想的ではありますが、大体このような流れで購入する場合が多いです。

黄色の部分が要の説明の部分になります。この部分は自分が実際に経験した話でもよいですし、伝聞で聞いた話でも構いません。

要はエピソードを聞いてお客様が買ってくれることが大事なのです。

目次

注意点

エピソードを盛り込む際は出来るだけ正直に話すことがコツです。

ドリンクの中にはお世辞にも味がまずいものも確かに存在します。そんな場合は正直に話すことをお勧めいたします。

「こちらのドリンクは味がいまいちですが、・・・・」

というように、

マイナス部分はあえて最初に持ってきて、その後アピールポイントを話すことが重要

です。

お客様は出来るだけ客観的な情報を欲しているものです。その場合デメリットを伏せて説明をするのはだまし討ちのような印象を与えることに繋がり、リピートして購入には至らないでしょう。

いついかなる時も買い手であるお客様のことを考えることが大事です。

その他の方法

または他人ではなく自分で買って試したりするのもありです。推奨品の場合、ドリンクの試供品等が製薬会社から貰えたりするのでその場合は迷わず試してみましょう。

また、実際に紙コップ等に入れて飲む試飲会も有効です。

その場で直ぐに飲んでもらうことで、実際の味や匂い等を感じ取れる効果的な方法です。

さすがに効能などがすぐに出るものではないのですが、味が気になる人にとっては試飲会は有効な手段となります。

エピソードと含めながら試飲等を行っていくと、より効果が見込めるでしょう。

自分が経験したエピソードは商品説明の際の絶好のアピールポイントです。比較する商品がない場合の販売方法の1つですので、何とか自分のものにしておくと他の販売員よりも差をつけやすくなってきますよ。