ゲームレビュー 月風魔伝 ファミコン

2022年3月16日

コナミのアクションRPGで、フィールドモードと戦闘モード、ダンジョンモードの3つに分かれる古き良き時代のコナミ良作ゲーム。

舞台は龍骨鬼によって地獄と化した現世を救うべく主人公風魔を操り3つの島に巣くう悪鬼達を退治するストーリー。島に収められた霊剣、波動剣を集めることで打倒龍骨鬼を果たすべく死闘を繰り広げることになります。

目次

コナミといえば

矩形波倶楽部。

コナミ専属の音楽チームである、コナミ矩形波俱楽部が織りなすbgmは耳に心地よく、外れ曲がないほどです。出す曲出す曲名曲、神曲ばかりで子供時代にやたらと聞いたことからゲームbgmというジャンルに大いに興味を持ったほどです。

場面ごとにあったbgmで場面が盛り上がることは間違いなしで、

フィールドbgmの「行け!月風魔」

戦闘bgmの「1000億光年の彼方」

龍骨鬼戦bgmの「龍骨鬼戦」

などはこの作品を代表する名曲です。

特に、龍骨鬼戦はこの曲目当てに何回も龍骨鬼に挑んでわざと負けて聞いたりするほどはまってしまった曲でもあります。

上述したbgm以外にも味のあるbgmが用意されているため、youtube等で聞いてみるのも一興かもしれません。

特徴

フィールドを動く際は基本道なりに沿って、進んでいくタイプの移動方法になります。ワープ系の移動は一切ないため煩わしいと感じるかもしれませんが、bgmを聞きながら進むことになるため個人的には気になるところにはなりませんでした。

フィールドには鳥居が至る所にあるのですが、この鳥居に当たると戦闘面に突入することになります。

フィールドのトップビューとは打って変わって、スーパーマリオのごとくサイドビューに変わり刀などの武器を使って、敵を倒していくモードになります。

敵もただ突っ込んでくるタイプだったり、空から降ってきたり、地中から突然姿を現したりと多彩で一筋縄ではいかない敵が出現してきます。

風魔の刀はお世辞にもリーチが長くなく、使い勝手がいまいちなので最初は敵の攻撃を食らってしまう場面が多くなります。

慣れてきたり、攻略が進んでくると飛び道具などが手に入るようになってくるので最初のうちは忍耐を試されるのかもしれません。

敵の攻撃をかいくぐり、落とし穴に気を付けつつその面のギミックを攻略して鳥居の反対側に抜けることでその面をクリアすることになります。

鳥居はフィールドの道をふさぐ形で設置されているため、反対側に出たい場合はその鳥居をくぐって面をクリアする必要があります。(左側から右側に行きたいならば、左から鳥居にぶつかって右に進み面をクリアする必要がある。反対に右から左に行きたいならば、逆方向に進んでクリアする必要がある。)

またフィールドには鳥居以外にも祠などがあり、大抵の場合は道具屋だったり情報をくれたりと行く必要のある場所であることが多いため、積極的に入っていく必要があります。

情報を得て、アクションステージをクリアして行動範囲を広げていけば自ずと進んでいく方向性がわかってきます。

フィールドも迷わせるような特異な構造はしてはおらず、しらみつぶしに進んでいきさえすればクリア出来る仕組みになっています。

アクションパートは若干難しいのですが、アイテムを駆使すれば決してクリア不可能な難易度ではありません。

賛否ありの3dダンジョン

3つの島にはそれぞれボスである妖怪がいます。

その妖怪に会うためには地下へ潜らなければならないのですが、このダンジョンが曲者です。

地下に入ると3dダンジョンに突如として切り替わり、このダンジョンの最奥部の島を収めているボスと戦うことになります。

このダンジョンがなかなか厄介で進み方も遅く、敵もしっかり出てくるため気の抜けないダンジョンとなっています。

ダンジョンないの戦闘は3dでの戦闘になり、刀を振り下ろして上手いタイミングでダメージを与えていかなければなりません。

タイミングは意外に難しいため、慣れないうちは戸惑うかもしれません。

3dで敵も風魔も所狭しと動き回るため、それなりに迫力のある戦闘シーンとなっています。

しかし、3dダンジョン系のRPGはそれなりに敷居の高いゲームとなっており、対象年齢が比較的幼いファミコン世代ではつらいものがあります。

マッピングする手間もかかるし、しない場合は根気と記憶力が試されることになり気軽に遊ぶには如何せん不向きになりやすい傾向になります。

今までが2dでの戦闘や移動だったので、不意打ち気味に3dになってしまうため、ここで断念してしまったちびっこプレイヤーは多かったのではないでしょうか。

昔のコナミゲーの唯一の悪い点は純粋なアクション部分にRPG要素を蛇足的に付けてしまうきらいがあり、その傾向が本作でもかいま見えてしまっています。面白ければよいのですが、どうみても足かせにしかなっておらず面白くするならもっと別のやり方があったのではないかと思わずにはいられません。

総評

とはいえどの面もよい具合にまとまっており、作品の完成度はファミコンでは高い方になるでしょう。

くそゲーが入り混じりやすいファミコン時代において、最後まで遊べ、良曲の数々を聞くことの出来る本作品は紛れもなくコナミの名作ファミコンであると言えます。

また、2022年に続編が出るという、懐古主義のゲームマニアならば感涙ものの情報もあります。こちらも目が離せませんね。

ゲーム

Posted by keiさん