ゲームレビュー ディグダグ2 ファミコン
地中を進んで敵を倒す前作とは違い、今回の舞台は地上で敵を倒して1ステージずつクリアしていくタイプのゲームをなっている。
目次
遊び方
海に浮かんでいる島の敵を全滅させると、そのステージをクリアすることが出来る。
敵をやっつける手段は主に2種類ある。
まず一つは海に敵を沈めることだ。それにはBボタンで地面にヒビを入れていかなければならない。ヒビを入れれる箇所は杭が打ってある場所だけである。
ヒビを上下左右4方向に入れてその地面を囲ってやると、その領土が崩れて海に沈んでいくのだ。崩れる際に敵を誘導すると、敵もろとも海に沈めることが出来るので上手く誘導してまとめて沈めると爽快感抜群である。
次の方法は、Aボタンで出るモリで敵を突き刺して破裂させる方法である。(書いててえげつない倒し方w)
まっすぐ進むモリを上手く突き刺したら、そのままAボタンを押し続けると敵がどんどん膨らみ一定の大きさになると破裂させて倒すことが出来る。
上記の2つの方法を使って、敵を上手く倒すことになる。
敵の種類
水中眼鏡をかけたような、丸っこい敵とドラゴンのような敵の2種類だ。
丸っこい敵は体当たりしてくるだけだが、ドラゴンは左右の軸があると点滅しだして、射程距離の長いブレスを吐いてくる。主に物量作戦で体当たりをかましてくるのが、もっとも多い死にパターンだが、ブレスにもちゃんと注意する必要がある。
シンプルながらなかなか難しい
至って簡単な操作方法ながら、ステージによっては大量に敵が押し寄せてきたり、狭い島のステージがあったりと多彩なステージがあってなかなかクリアまで難しかったりする。
操作も独特で敵にちゃんと軸が合わせづらかったりして、焦ってしまうと意外と難しい。
面もファミコンにしては、なかなか多いため疲労が重なり思わぬところでミスったりしてしまいがちだ。
とはいえ、残機が続く限りはそのステージの沈めた地面と敵の数は反映されるためずっと同じステージを繰り返すということはあまりないだろう。コンテニューもしっかりあるため、粘り強くやれば全面クリアも可能である。
クリアのコツ
基本的にはモリを使って、一体ずつ倒していくやり方がよい。
その場合、モリを差した一瞬は敵がしばらく硬直するため(しかもやられ判定も消えている)このスキに安全な場所に逃げるという戦法も効果的だ。
また、モリを当てるだけで膨らませずいったん離し、再度モリを当てると通常より速く敵を膨らませることが出来る。このやり方だと、格段に早く敵を始末することが出来るため、こちらの倒し方を知っているのと知っていないのではかなりの違いが出てくる。敵を瞬時に倒すことが出来るため、まとめて海に沈めた時とは違った爽快感を得られるだろう。
また、ヒビの部分は敵が超えてこないためヒビを上手く活用して自分にとって動きやすい陣地を確保するやり方が理想である。
しかし、敵も馬鹿ではなく地面に潜ってヒビの部分を超えてくることがあるのであまりもたもたしている暇はなかったりする。また、ドラゴンのブレスはヒビの部分を超えてくるので注意が必要だ。
ヒビの下を潜っている間は敵の動きも鈍くなるためこのスキにモリを当てるか、土地を沈めるか好きに料理してやろう。
自由度の高いゲーム
敢えて、モリを使わず島を沈める方法で敵を倒すか、逆にモリだけで狩人の如く倒すかは本人の自由。シンプルかつ懐の深いゲームで、何回クリアしても飽きがこないスルメのようなゲームである。
久しぶりにやっても操作方法自体は簡単なのでいつでも気軽に遊ぶことが出来るナムコらしいゲームである。
機会があれば友達などとワイワイ遊べる健全なゲームなのだ。
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