ドラゴンクエスト1 ファミコン レビュー
今回のゲームレビューはドラゴンクエスト1です。
ドラゴンクエストと言えば、未だに最新作が出続けている日本を代表する大作RPG。
ファミコン・スーファミ・プレステ・ニンテンドーDS・wii等様々な機種で最新作やリメイクが出続けてる今作の記念すべき一作目をプレイした時の大まかな感想・レビューを書いていこうと思います。
目次
モンスターデザインは・・
鳥山明氏のモンスターデザインは見ていて可愛かったり、カッコよかったり初代から既に完成されつくしています。
スライムやドラキーを見て癒されて、死神の騎士やストーンマン、ドラゴンなどのいかにも強そうな敵を見ていると強敵とわかっていても戦いたくなります。
繰り返し敵と戦うことが必然的に多いゲームなため、何回も見る敵でも見栄えがいいかどうかは重要な要素と言えるでしょう。
今の最新作でも初参戦した時と変わらぬ姿で大暴れしていたりするのは、完成されたデザインであることの良い証拠でしょう。
攻略を一言で言うなら・・・
それはズバリ、レベル上げゲーです。
何故かというと、レベルを上げた後のステータスの伸びしろが装備品を買うのと同等かそれ以上なので、必然的にレベルを上げることによって、攻略が大幅に楽になるからです。
言うまでもなく装備品も重要なのですが、それを購入するためのゴールドはレベル上げをしているときに勝手に上がっていくので、あまり気になりません。
序盤では装備品が重要で、後半では経験値が必要になってくると言えばしっくりくると思います。
サイヤ人か!
先述しましたがステータスの伸びがすごくて、レベルが1つ上がると今まで強敵だった敵が見るも無残なほどのザコと化してしまいます。
まるでどこかの戦闘民族のようなパワーアップを遂げてしまい、カタルシスを感じること請け合いです。
まあ、それで調子に乗ってしまって別のエリアに行ってボコボコにされてしまうこともあるので過信は禁物です。
そういう意味ではバランスの取れたゲームと言えなくもないですね。
コツコツ度高し。
ドラクエ1は一人旅です。
何をするにも一人で行動することになるので、孤独な戦いとなっています。
レベル上げやゴールド稼ぎも当然一人で行うことになるので、かなり単調かつ地味なゲームなのです。
ド派手な呪文やエフェクトもなくひたすら淡々と経験値を稼いでいき、自分の想像力でストーリーを補う。
昔のゲームならではの感覚はドラクエ1をプレイすることによってじっくりと味わうことが出来るでしょう。
鳥山明氏のモンスターデザインだからこそ耐えれる部分なため、これで見た目も微妙な出来だったらシリーズ化はされなかったのではないかと思ってしまいます。
そういう部分もあって、デザインを鳥山明氏にした功績は計り知れないものがあるとしみじみ感じました。
戦闘ではあの呪文が強い
ベギラマではなく、それはラリホー(その呪文を防ぐマホトーンも重要)。
戦闘面ではラリホーを敵が使ってくるかどうかで難易度が変わってきます。
敵のラリホーはなんと100%の成功率なので、唱えられた場合は最低でも1ターン相手のターンを消費しないと目を覚ましません。
ひどいときには5~6ターン消費して目が覚める前にあの世に行っていることも珍しくありません。
それ故、ラリホーを使う敵には迷うことなくマホトーンを使うことをお勧めいたします。
呪文を封じられても、ラリホーを唱えてくれる敵AIなのでターンを消費させてから封殺することも可能になります。
ラリホーを使う敵は、
まどうし、ヘルゴースト、メイジキメラ、あくまのきし、ダースドラゴン
この5キャラです。これらの敵と戦うときは優先してマホトーンを唱えるようにして、無駄なゲームオーバーを無くしていきたいところです。
またこちらのラリホーは100%の成功率ではないものの、効けばそれなりに有効な呪文です。
補助呪文を使いこなせば、強敵とも渡り合えるいい塩梅のゲームバランスですがレベル上げのステータス上昇を頼りにした方が一番効率のいい攻略なのがなんとも惜しいところです。
一人旅の問題で、搦め手よりも正攻法でガシガシ戦った方がいいのはある意味仕方のない部分ではあります。
眠っている隙に他の誰かが攻撃するというパーティープレイの醍醐味は、一人旅ではなしえないRPGの重要な部分なのだなあと一人旅のドラクエ1でつくづく思い知らされます。
総評
コツコツレベル上げをする部分に目をつぶりさえすれば、今でも十分に遊べるゲームです。
鳥山明氏の敵キャラクターはなんだかんだ言っても見ていてワクワクしてきます!
エリアごとのモンスターを見ていて、次はどんなモンスターが出てくるのだろうと胸を躍らせて冒険に挑むのはRPGの楽しみの一つです。
その楽しみを初代から既に持っているドラクエ1は間違いなく名作の名を冠するにふさわしいRPGと言えるでしょう。
ドラクエと言ったら、タイトルBGMも忘れてはいけません。
すぎやまこういちと堀井雄二、鳥山明が揃ったドラクエシリーズは今もなおゲーム史に残る名作RPGなのです。
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