ドラッグストアでの仕事

2023年5月16日

ドラッグストア内ではどのような仕事をするのであろうか?

大まかな作業を見ていくことにしたい。

目次

品出し

荷物出しのことである。

大抵はその日の朝に商品が届くので、出勤しているクルーで手分けして商品を出していくことになる。

どのような形で商品が来るのかというと、

このよう折り畳み式の箱に入った状態で商品が入ってくる。

この箱のことをオリコン(折り畳み式コンテナの略?)といい、ドラッグストアやスーパーではまずお目にかかることになるであろうツールである。

このオリコンを台車等に乗せて、店内の商品棚に補充していくのである。

一つのオリコンになかなかの数の商品を詰め込めれるため、一つだけでも結構な重さになる。

それを一度に4~5個積み上げた状態で、台車で運搬していくのである。持ち運びだけでもそれなりに体力を使うため、ドラッグストア内でも1,2位を争う体力仕事となる。

中身ごとに違うカテゴリーのオリコンを載せていくと非効率なので、バックヤードである程度仕分けをしてから店内に持って行くのが利口な品出しと言えよう。

レジ業務

スーパーと同じくレジ業務もある。大体のやり方はスーパーと同じであり、近年では自動化がなされているので、あまり慣れていない新人の方でも手軽にレジ操作をすることが出来る。

流石に、返品業務や両替等は手間がかかるため慣れている人を頼って聞きながら操作を覚えていく方が好ましいだろう。

また、ドラッグストアならではのレジ業務があるのだがそれは別の機会に話すこととしよう。

棚替え

季節の代わり目には、その季節に合った商品を展開していく必要がある。冬物の商品を夏物の商品に変えたりして、違和感のない売り場を作っていくことが目的である。本部などから棚に陳列してほしいリストが送られ、そのリスト通りの商品棚を作成していくことになる。

その作業のことを棚替えという。

棚替え作業もドラッグストア内では欠かせない業務の一つで、カテゴリー等にもよるが結構手間のかかる作業である。

別の棚に移動することもあれば、返品したり割引販売をしたりと一つ一つの商品に対して指示がなされている場合が多い。作業リストを何回も見て、要領よく終わらせていく必要があるだろう。

発注

商品が欠品しないように、日々の売れ行きをみて決まった曜日に商品を発注していかなければならない。

多く在庫を持ちすぎてしまうと倉庫を圧迫してしまい、逆に少ないと商品が欠品してしまうので適切な在庫を持つ意識を常にもっておかなければならない。バランス感覚が試され、売れ行きを考慮していないと意外と難しい作業である。その店の売れ行きを左右しかねない作業なので、責任は至って重大である。期限がある商品とない商品で在庫をいくつ持つかどうか判断するやり方もある。いずれにせよ、ある程度慣れている人でないと任せられない仕事と言えよう。

その他

以上の4つの業務に加えて、掃除、開店(閉店)作業、半期に一度の棚卸作業が加わってくる。覚えることは盛りだくさんだが、前述の4つの作業を一通りこなしていけばどのドラッグストアでもある程度はやっていくことが可能と言えよう。もちろん、この作業はスーパーやコンビニでも大いに役立つ作業なので、これらの仕事場で働く時にも役に立つと言っておこう。

実際に働いてみて、どのような感じなのかを覚えていくことが大事だが、予備知識があればそれだけ即戦力につながりやすい。まずは、アルバイト等でドラッグストアで働いてみることをおススメしたい。

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Posted by keiさん